【鼻水が一瞬で治る!?】花粉症は注射で治せ!2種類の注射療法を紹介してみた。
こんにちは、のいです。
最近は暖かくなってきて冬がようやく終わりそうだなぁって感じです。
暖かくなるのはいいんですがこの時期になると気になるのが「花粉」ですよね。
花粉症じゃない人達にとっては無縁だと思うんですが、花粉症だと辛い辛いこと限りなしです!
では、今日はそんな花粉症を注射で治療するというものを紹介します!
花粉症を治療する2種類の注射
花粉症を治す注射には2つの種類があります。
2つとも主に「スギ花粉」に対して効果のあるものたちです。
それではひとつずつ紹介していきますね。
①アレルゲン免疫療法
まず花粉症ってアレルギー反応が起きて鼻水やくしゃみがでるんですよね。
もっというと、アレルギーっていうのはある物質に対して過剰に体が反応してしまうことをいうんです。
つまりバイキンマン1体に対して50体のアンパンマンで迎え撃ったみたいな認識で覚えてくれれば大丈夫です。
そしてバイキンマンへの反応が過剰すぎて迎え撃ったはずのアンパンマン自体が有害な物質に変わってしまうんです。
これが俗に言う「アレルギー」です。
アレルゲン免疫療法というのは簡単に言うと、花粉のエキスを体内に入れて過剰に反応してしまった免疫を普通の状態に戻そうというものです。
一気に体内に入れるともちろん危険なため何回かに分けてする必要があります。
そのため治療期間も3〜5年と長く、かつ通院も必要になるのが欠点ですね。
②ステロイド注射
もうひとつの治療法はステロイドを使ったものになります。
まずステロイドがなにかをお話ししますね。
ステロイドとは、副腎(両方の腎臓の上端にあります)から作られる副腎皮質ホルモンの1つです。 ステロイドホルモンを薬として使用すると、体の中の炎症を抑えたり、体の免疫力を抑制したりする作用があり、さまざまな疾患の治療に使われています。 副作用も多いため、注意が必要な薬です。
つまりは炎症してる部位や免疫が過剰に反応してるところに効くものということですね!
あれ?ステロイドって聞いたことある!薬局にあったよ!
そうですね。薬局でもステロイド配合の点鼻薬がよく見受けられますよね。
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これをすると一瞬で鼻づまりがどこかに消えるんですよね〜。高校生の時鼻炎がひどくってこれを愛用してたのを覚えています。
上記のようにステロイドは花粉症などに対して絶大な効果を示すわけです。
だからそんなものを注射するとどうなっちゃうでしょう?
そうです。花粉症の症状が一瞬で抑えられるんですね。
注射した翌日からはお鼻開通で過ごすことができます。
ステロイドの欠点
みんながステロイド注射すれば花粉症はなくなるね!
ステロイド・・・一見いいとこ尽くしですがこれにも欠点があります。
それはステロイド注射をしていても花粉症は永遠に治らないということです。
あくまでも一時的に花粉症の症状を抑えることしかできないんです。
だから効能期間の3ヶ月をすぎるとまたあの辛い鼻水生活の幕開けとなるんですよ。
さらにステロイド注射を続けるともちろん体への負担も積み重なって大きなものとなります。
- 基本的にステロイドを注射は一時しのぎにしかならない
- 体への負担がすくなからずある
まとめるとステロイド注射の欠点はこんな感じですね。
だから「一瞬で治る」という言葉に惑わされないで欠点もあるよ〜ということも知っておいてください。
まとめ
今回は2つの注射療法を紹介しました。
完治まで3〜5年かかるけど花粉症を治すことができる「アレルゲン免疫療法」。
注射の翌日には花粉症の症状はなくなるが3ヶ月しか効果が持続しない「ステロイド注射」。
とりあえず一刻も早く鼻水を抑えたいという方はステロイド注射を。
逆に長くかかってもいいから完全に治したいという方はアレルゲン免疫療法を選んだらいいと思います。
だから皆さま個人に合うほうをお選びくださいね。