人間の肉を食べるとどうなるのか?カニバリズムによる影響やクールー病について。
人間が人間のお肉を食べるとどうなっちゃうんだろう?
カニバリズムとは
カニバリズム(kannivalism)とは人間が人間の肉を食べる行為、もしくは習慣のことです。
人間が人間の肉を食べるなんてそんな妖怪じゃないんだから…
確かに日本では法律上カニバリズムは難しいため、あまり見られませんね。
しかし、日本以外の海外ではカニバリズムを行う人達が結構たくさん存在します。
もちろん日本にも過去にカニバリズムをした人はいるよ!
では実際に存在するもしくは存在したカニバリストをいくつか紹介していきます。
実際に存在するカニバリスト
①アレクサンドル(ロシア)
80人以上を殺害した精神異常者。犠牲者の大半は女性と子供だった。最初の殺人を犯した後は精神病院に収容されたが、3年後に退院し、犠牲者を探し続けた。彼の犯罪で最も凶悪なのは、新たに見つけた犠牲者に対し、その前に殺害した人の遺体を食べるよう強要していたことだ。1998年より現在までスペシフツェフは精神病院の強制治療を受けている。
②アルバート・フィッシュ
アルバート・ハミルトン・フィッシュは、アメリカのシリアルキラー、食人者。「満月の狂人」 、「グレイマン」 、「ブルックリンの吸血鬼」 などの異名で知られる。 正確な数字は明らかではないが、多数の児童を暴行して殺害。肉を食べる目的で殺害された児童もいる。児童だけではなく、成人も殺害しているとされる。
③佐川一政
1981年6月11日、フランスの首都、パリに留学していた日本人留学生佐川一政(当時32歳)が友人のオランダ人女性留学生(当時25歳)を自宅に呼び出し、背後からカービン銃で射殺した。佐川は衣服を脱がせ屍姦したあと遺体の一部を生のまま食べ、また遺体を解体し写真を撮影して遺体の一部をフライパンなどで調理して食べた。
人肉を食べるとどうなるのか
人間が人の肉を食べ(共食い)ても体には影響しないの?
生態系において共食いというものは対して珍しいものではありません。
有名な話ですがカマキリのメスは交尾中にオスカマキリを食べるというものがありますしね。
他にも知らないだけで多くの動物が共食いをしています。(してない方が珍しいのかも)
じゃあ人間も共食いしていいってことだね!
法律や倫理観は置いといて、人間の共食いはあまりおすすめできないんですね。
その理由をいくつかに分けて紹介していきます。
①単純に美味しくないらしい
これは有名な話なので知っている方も多いかもしれません。
人間は雑食かつ野生にしては運動をあまりしない傾向にあります。
そのため、脂肪脂質が普段食べてる豚肉や牛肉に較べ多く含まれています。
それもあって食べにくくあまり美味しくないとかなんとか。。
②プリオン病のリスクがある
プリオン病とは感染症をもった異常型のプリオンが脳に沈着して起きる病気のことです。
そして、異常型のプリオンは連鎖的に正常なタンパク質を異常型プリオンに変えてしまいます。
最終的にそれが脳に広がりきるころには、脳細胞はスカスカな状態となり死んでしまいます。
③クールー病の危険がある
クールー病、それは食人を文化とするパプアニューギニア島のフォア族の間で蔓延した感染症です。
クールー病になってしまうとまず筋肉の制御がおとろえ、最終的には自分で何も出来ない状態になります。
通常は発症から3ヶ月〜2年で死亡してしまうと言われています。
この記事のまとめ
このように人の肉を食べるということは、ハイリスクローリターンであるということがわかりましたね。
現代には牛肉や豚肉など美味しい肉が存在するので、人の肉は食べる必要がありませんね。
あくまで「今は」の話ですが。。