現役塾講師が教える効率的に英単語を覚える方法!
こんにちは、のいです。
新高3年生はそろそろ受験勉強を始める頃でしょうか?受験勉強始めたてだとどうやってやればいいのかわかりませんよね。
英単語帳を買ったのはいいものの本棚にずっと放置なんてことも…。
そこで今回は誰でも効率的に英単語を覚えることが出来るやり方をお教えしたいと思います。
「どの単語帳を使えばいいのかわからないよ」という方は下の記事を参考にしてみてください。
英単語を暗記する上で重要なこと
覚える→忘れる→覚える....→暗記できる
これがすごく重要です。つまり繰り返し繰り返しすることが重要なんです。
人間は何かを覚えたとき短期記憶ゾーンに1度保存されます。短期記憶ゾーンにあるものは短期間しか保存できないためすぐに忘れてしまします。
しかし繰り返し覚え直すことで、短期記憶ゾーンから長期記憶ゾーンに保存し直されます。これが「暗記できた」という状態です。
皆さんは数学の問題を解くとき当たり前のように無意識的に九九をつかうことができますよね?
これは九九を覚えてから何年もの間繰り返し九九を使ってきたからなんですね。
つまり1回で完璧に覚えようとせずに復習を通して覚えていってください。
最も効率的に英単語を覚える方法
本当にこの方法は本当に暗記に特化していて短期記憶じゃなく長期記憶できるのでおすすめです!
私もこれで大学受験を乗り越えました。受験を終えて単語帳をみなくなった今でも単語ははっきりと覚えているので、すごいです!(←語彙力w)
①1日にこなす単語数を設定する。
これは人によって異なりますね。今まで全然勉強してこなかった人がいきなり200とかすると途中で挫折してしまったりしてしまいますから…。
個人的におすすめするのは100単語です。少なすぎず多すぎず丁度良い量だと思います。多分1時間もあれば余裕で終わるんじゃないですかね。
でもいきなりはしんどいかもという人は50個くらいから始めて慣れてきたら増やすっていうのもありですよ!
「私は自信あるから100個以上するよ!」という方へ…。
私は1日200単語していた時期があったんですけど、正直しんどいです。
時間的には1時間半ほどで終わるのですが、精神的にきてしまい100個に変えました。同じものをひたすら繰り返すというのは辛いものです。
だから、もし無理かもと思ったら100個とかに減らしてくださいね。他の科目の勉強に影響が出てもアレですから。
②10個ずつ暗記していく。
1日にこなす単語数が設定できたらあとは覚えるだけです!
10個ずつ覚えていきましょう!そして10個覚えることができたらテストしてみましょう。
紙に書かなくても赤シートやらで隠して英語→日本語に直すことができたらOKです!
これをひたすら繰り返していきます。
③50個ごとにひと通りテストしよう。
10個ずつ繰り返し覚えて順調に50個目まで覚えたよという方、よくがんばりました!
それでは1個目から50個目までひと通りテストしてみましょう。
詰まってしまう単語があるんじゃないでしょうか?詰まってしまっても覚えなおせばいいだけなので落ち込まないでくださいね。
④最後まで覚えたら今日の全範囲をテストしよう。
最後まで覚えた方、お疲れ様です。でもまだ終わりじゃありません。
最後の最後に今日やった範囲を最初から最後までテストしてください。
真面目に取り組んでても詰まってしまう単語はちらほらあるはずです。それが普通ですので安心してください。
テストを終えたら今日の分はこれにて終了です。明日またがんばりましょう!
継続することが大事なのでくれぐれも飛ばしすぎないように!
まとめ
- 1日にこなす単語数を設定する(50〜100個ほど)
- 10個ずつ覚えていき覚えたらテストをして確認する
- 50個ごとに今まで覚えたところをテストする
- 全て覚え終えたらラストに全範囲テストする
簡単にまとめるとこういう覚え方です。この覚え方の肝は「テスト」です。
覚えっぱなしという状態は良くありません。適度にアウトプットをしないと暗記できないのです。
この方法ではアウトプットとしてテスト形式を採用しています。
こういう方法は勉強の上手な子なら誰でも知っています。実際に私も勉強のできる友達にこれを教えてもらいました。
実践してみたところ今までよりはるかに覚えが良くなったので今回紹介したということです。
この方法は英単語だけでなく他の暗記ものにも共通して使うことができますので、ぜひ暗記に伸び悩んでいるという人は試してみてください。