かぐや様は告らせたい実写化決定!アニメや漫画の実写化が批判され続けているのに止まらない理由!
こんにちは、のいです。
最近人気マンガ・アニメの「かぐや様は告らせたい」が実写化決定になり騒がれていますね。
今までもアニメの実写化に関しては世間から批判が多かったですが、何故続けるのでしょうか?
それに対して疑問に思い、今回はアニメの実写化事情について調べまとめてみました。
どうして批判が集まるのか
アニメや漫画の実写化はいつも批判され続けています。実写化告知のツイートのリプライ欄なんてひどいものです。
(かぐや様は告らせたい実写化告知のリプ欄)
では何故こんなにも批判が集まるのでしょうか?
①設定の再現がほぼ不可能だから
漫画・アニメと現実世界にはできることの差が当然存在します。
むしろ現実ではできないようなことを表現するためにアニメなどが作られているんです。
例えば、「異世界」「魔法を駆使した戦闘」「かわいいヒロイン」。
大きく分けてこの三つの要素が盛り込まれたアニメがあるとします。
誰が考えてもこれらを現実で再現するのは不可能です。かわいいヒロインくらいならいけるかもしれませんが…。
批判を受けている実写化に多いのが、中途半端に再現してしまったケースである。
中途半端に再現するとどうなるだろう?
そうです。簡単に言うとその作品が壊れます。
批判の理由の多くを占めるものとして、「作品の設定・イメージが壊れる」ということです。
②自分の「推し」が実写化されてしまうから。
もうひとつ批判の理由があります。それが「推し」が汚れてしまうのではないかということです。
「Aちゃんはもっとかわいい」
「Bちゃんはこんな声じゃない」
「Cくんはそんな仕草しない」
などの声がよく見受けられます。
アニメ・漫画を愛しているが故に実写化とのギャップを許せないのでしょう。
こういう場合は声優さんが実際にその役をすることで解決されると思うんですがね…。
ではなぜ実写化するのか?
こんなにも批判が集っているのになぜ実写化を続けるのでしょうか?
①儲かるから。
やっぱり「金」は関係しますよね。
実写化は一気に話題性を持ちます。それゆえ人もやはり集まります。
実写化反対の人でも一応見に行ってる人もちらほら…。
実写化した映画のうちの40%は興行収入10億円をこえているという結果も出てますしね。それに比べ一般の映画で10億円をこえているのはたったの4%です。
どちらのほうが儲かるかは明白ですね。
②原作の使用料金が圧倒的に安いから。
これは私も知りませんでした。
映画の脚本を最初から書くとすると、時間も人件費も馬鹿になりません。
しかし漫画やアニメの設定をお借りするとすごく安く済むんですよね。
しかも放映する前から世間にウケるとわかっている作品を安く使えるのです。
実際のデータを見てみると…。
興行収入70億円超えの「海猿」の原作者への使用料がたったの250万円です。
もうほぼほぼ利益ですよね。
「海猿」でこの値段なら普通の漫画やアニメは100万円ほどでしょうか?
実写化をするとバッシングは受けるもの、確実に儲かるということがわかりました。
成功した実写化も少ないが存在する
この典型的な例が「カイジ」です。
成功した理由はやはり現実に近い設定だからでしょう。
カイジの設定なんて実際に裏社会とかでありえそうですもんね。
また、俳優の演技も理由の一つに挙げられます。
(出典:カイジ人生逆転ゲーム)
原作を再現するどころか原作の120%を表現されています。
さすがデビュー時から「天才新人」と呼ばれていただけのことはありますね。
まとめ
- 実写化は儲かる
- 実写化をするうえで設定は重要
- 原作派の多くが実写化を嫌っている
まとめるとこんな感じです。
しかし実写化にも良いところはあります。例えば、実写化によって認知度が広まってアニメ・漫画業界がより発展しますしね。