楽単を取ると落単する!?大学生を誘惑する楽単の罠。
こんにちは、のいです。
私自身現役の大学生なのですが、大学に通っていてよく耳にするのが「楽単」というワードです。
この楽単という言葉は大学に入ったら嫌でも聞くと思います。
「楽単教えます〜」だとと言っているサークルも多々見受けられますしね。。。
一見良いとこ尽くしの楽単にも悪い部分がいくつも隠れています。
今回はその楽単の罠について話していこうと思います。
そもそも「楽単」って何?
そもそも楽単ってなんなの?という方もいるかと思います。
簡単にいうと「楽して単位がもらえる授業」のことです。
単位っていうのは、きちんと授業を修了しましたよっていう証みたいなものと思ってください。
そんな単位を楽してとれるのが楽単なんですね。
- レポートを提出すると単位がもらえる
- テスト問題が過去問と同じ
- 出席6割で単位がもらえる
- 単純に授業内容が簡単
このようなものが楽単とされています。こんなの正直大学受験を終えていない中学生・高校生だって単位取得できちゃいます。
え!勉強しなくてもとれる楽単ってめっちゃいいじゃん!
そうなんです。楽単は少しの勉強でとれるんです。
しかし1年次にそうやって楽単をとっていても単位を落とす学生が絶えないのはなぜでしょう?不思議ですねぇ?
楽単を取ったのになぜ落単して落担するの?
自分の周りでもいわゆる「楽単」をとったのに単位を落としまくっている人を見かけます。
「なんでだろう?」と思って調べてみると大きく2つの理由があることがわかりました。
それを今から紹介していきます。
①楽単がゆえの油断・過去問に頼りすぎ
先ほども言った通り「楽単=簡単に単位が取れる」とされています。
単位取得が簡単なことをあらかじめ知っているからこその油断が生まれるんですね。
最初は楽単と知っていてもみんな真面目にノートをとったりするんですけど、少し経つと変わっていきます。
こんな考えが頭によぎったり。。。
特にこの油断はテスト前のテスト対策不足で現れます。普段授業を聞かずに過去問だけ見て対策終了みたいな子もいます。
実際に落とすのはそんな人たちです。当たり前です。過去問からわかるのはあくまでテストの傾向や問題の出し方です。今期のテストではないのですから、参考程度にしましょう。
②勉強自体のレベルが下がってしまった
これもあるあるですよね。
高校の頃はテスト1週間前からきちんと対策をしていたのに。。。受験勉強の時は1日8時間は勉強していたのに。。。
楽単をとることで単純に自身の勉強意欲や勉強への意識が減ることがあります。
「楽単だから授業とんでもいっか」
「過去問でテスト取れるならノート取る意味ないや」
など。。。明らかにダメな方向へ進んでいっています。
こういうことが積み重なって人は落単してしまうんです。
理由は2つと言いましたが根本的には「楽単がゆえの油断。」これが一番の理由ですね。
楽単を取ると学校が楽しくなくなる?
違うんです!大学の授業はちゃんと受ければほんとうにおもしろいんです。
大学になると自分の好きなことを学べます。
パソコンが好きならプログラミングや機械学習、西洋史が好きなら高校よりもっと深く西洋史について学ぶことができます。
中学生・高校生の時好きな科目ってありませんでしたか?
「私国語嫌いだけど数学は大好き!」
「勉強は嫌いだけど文章読むのは好きだなぁ」
こんな感じで何か1つはあったはずです。その好きなことを専門的に学ぶことができるのが大学です。楽しくないわけがありません。
しかし、楽単をとるということは自分のあまり好きでない分野の授業を受ける可能性があるということです。そんな授業退屈に決まってます。
特に入ったばかりの1回生の子が楽単をとって「退屈」を感じてしまうと、それ以降授業に関心が向かなくなります。
それは本当にもったいないことだなぁと思いますね。。
まとめ
- 楽単は単位取得が簡単といわれてる
- 楽単だと言って油断すると落単してシャレにならない
- 楽単をとるということは自分の専門を学びにくくなる
今日話したのをまとめるとこんな感じです。
大人になったらしっかり「学ぶ」ということはなかなか難しいことになると思います。
だから楽単の誘惑に惑わされないように気をつけて下さい。
自分の本当に学びたいことを学んだ方が時間を有意義に使えますし、何より大学生活がより楽しくなります。